SkillScript Command

技スクリプトのコマンド辞書。(未完成)
FRでのみ動作確認。
技タイプ
記号説明
コマンド


技タイプ

技タイプとは、ポケシンセのアタックエディターにある技の効果の事を指します。
これらを指定する事で、技の具体的な効果を決めているワケです。

技タイプのデータは
FRなら0x1BA564~0x1BA8BB
EMなら0x286C30~0x286F87
に格納されています。
従ってこれらを拡張する場合、データを空き領域に移して
先頭オフセットを参照している箇所を全て置換してやればいいです。

拡張した分の技タイプをポケシンセで指定する場合は、
ポケシンセ同梱の"Effects.ini"に技タイプ名を後ろに書き足してあげればいいです。

記号説明

●CC 比較条件(a = 比較対象 b = 比較値)
 00: a == b  01: a!= b  02: a > b  03: a <= b
 04: a&b = 0  05: a&b! = 0
 (&はビット論理積)
●TT ターゲット
 01: $02023ccc に格納された値を返す(攻撃主体)
 02: $02023ccb に格納された値を返す(防御主体)
●AA 特性
 特性についてはまとめがあるので、そちらを参照のこと。
●rr ランク
 00:体力(未使用) 01:攻撃  02:防御   03:素早さ
 04:特殊攻撃   05:特殊防御 06:命中率  07:回避率
●** 追加効果
●WT WT ウェイト
●FP FP 定型文ID
●SS SS SS SS 別のスクリプトの先頭オフセット
●## ## ## ## 別のメモリの先頭オフセット

コマンド

●急所判定
04

●威力計算
05

●相性判定
06
・判定結果を表示する場合は 0D や 0F を使用する

●技アニメーション表示
09

●急所判定結果文字列表示
0D
・技が急所に当たったかどうかの判定結果
 「きゅうしょに あたった!」の文字列を表示する

●相性判定結果文字列表示
0F
・技と相手のタイプの相性判定結果
 「こうかは ばつぐんだ!」などの文字列を表示する

●定型文表示
10 FP FP
・「そらたかく とびあがった!」など、指定IDに応じた定型文を表示する

●待機
12 WT WT
・WT WT 待機してから次の処理を実行する

●特殊(追加)効果発動
15
・攻撃技や補助技の特殊(追加)効果を発動する
・正しい位置で使用しないと特殊(追加)効果は発動しないので注意

●状態異常チェック
1C TT XX XX XX XX SS SS SS SS
・TT の状態異常と XX XX XX XX を比較し
 一致するビットが存在する場合、SS SS SS SS のオフセットへジャンプ

●状態変化チェック
1D TT XX XX XX XX SS SS SS SS
・TT の状態変化と XX XX XX XX を比較し
 一致するビットが存在する場合、SS SS SS SS のオフセットへジャンプ

●特性比較
1E TT AA SS SS SS SS
・TT の特性が AA である場合、SS SS SS SS のオフセットへジャンプ
・TT に 08 or 09 を指定した際は以下の通りの分岐に変化する
 08:攻撃側のいずれかが特性 AA である時分岐
 09:防御側のいずれかが特性 AA である時分岐

●ランク補正比較
20 TT CC rr XX XX SS SS SS SS
・TT のランク補正値が XX と条件 CC が一致している場合、SS SS SS SS のオフセットへジャンプ
・各ランクの補正初期値は 6 (0~C)

●メモリ書き込み2
26 XX
・(FR)$02023D2C に XX を書き込む

●別のオフセットへジャンプ
28 SS SS SS SS
・スクリプトでいう 05 SS SS SS 08 02 に該当するもの

●定数比較分岐
29 CC ## ## ## ## XX SS SS SS SS
・メモリ ## ## ## ## が XX と条件 CC が合致している場合、SS SS SS SS のオフセットへジャンプ

●定数比較分岐2
2A CC ## ## ## ## XX XX SS SS SS SS
・メモリ ## ## ## ## が XX XX と条件 CC が合致している場合、SS SS SS SS のオフセットへジャンプ

●定数比較分岐3
2B CC ## ## ## ## XX XX XX XX SS SS SS SS
・メモリ ## ## ## ## が XX XX XX XX と条件 CC が合致している場合、SS SS SS SS のオフセットへジャンプ

●メモリ書き込み1
2E ## ## ## ## XX
・メモリ ## ## ## ## に XX を書き込む

●攻撃技の追加効果を指定する
(FR)2E E5 3D 02 02 **
(EM)2E D9 3F 02 02 **
・追加効果に指定する数値については
 別所にまとめがあるので、そちらを参照してください

●技の補助効果を指定する
(FR)2E 3E 3F 02 02 **
(EM)2E 32 41 02 02 **
・補助技の特殊効果(能力上昇,下降)を指定する
・特殊効果に指定する数値については
 別所にまとめがあるので、そちらを参照してください

●加法
2F ## ## ## ## XX
・メモリ ## ## ## ## に XX を加算する

●減法
30 ## ## ## ## XX
・メモリ ## ## ## ## から XX を引く

●コピー
31 ## ## ## ## %% %% %% %% XX
・メモリ ## ## ## ## から XX byte分 %% %% %% %% をコピーする

●相対コピー
32 ## ## ## ## %% %% %% %% $$ $$ $$ $$ XX
・%% %% %% %% にメモリ $$ $$ $$ $$ の値を加えて
 そのメモリから XX byte分コピーしてメモリ ## ## ## ## に貼り付ける

●フラグON1
33 ## ## ## ## XX
・メモリ ## ## ## ## に XX との論理和を書き込む

●フラグON2
34 ## ## ## ## XX XX
・メモリ ## ## ## ## に XX XX との論理和を書き込む

●フラグON3
35 ## ## ## ## XX XX XX XX
・メモリ ## ## ## ## に XX XX XX XX との論理和を書き込む

●フラグOFF1
36 ## ## ## ## XX
・メモリ ## ## ## ## に XX との論理ビットクリアを書き込む

●フラグOFF2
37 ## ## ## ## XX XX
・メモリ ## ## ## ## に XX XX との論理ビットクリアを書き込む

●フラグOFF3
38 ## ## ## ## XX XX XX XX
・メモリ ## ## ## ## に XX XX XX XX との論理ビットクリアを書き込む

●HP表示更新アニメーション
3A
・HPバーが減るアニメーションを実行

●スクリプト終了
3D
・スクリプトでいう 02 に該当するもの